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転倒防止に! 強風に負けない屋外用スタンド看板
- 2016年05月13日(更新日:2017年10月23日)
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屋外にスタンド看板を設置する際に一番心配なのが転倒ではないでしょうか。
屋外用スタンド看板は店頭で道行く人にメニューやサービス内容を紹介したり、セールやイベント情報などの告知を行ったりと店舗の宣伝やPRには欠かせない販促ツールです。
しかし、万が一にも看板が転倒してしまうと看板が傷つき破損してしまうだけでなく通行の妨げになったり、人が怪我をしたり、車に傷を付ける恐れもあります。
せっかく一生懸命デザインを考えて制作したお気に入りの看板があっさり風で倒れてしまったらとっても残念ですよね。そうならないためにも屋外に看板を設置する際には雨でポスターが痛まないようにする防水対策同様に、風で看板が転倒しないように強風対策を考えることが大切です。
強風を受けやすい場所
スタンド看板を屋外に設置する場合、設置場所によっては風の影響を強く受ける場合があります。海岸沿いの海風や、高台や周辺に風を遮る建物がない場所、広い河川沿いや山から吹き降ろす風など地域により強風を受けやすい環境があります。
また意外と見落とされがちなのが都心のビル風です。ビル風の強さはビルの高さに比例するので特に高層ビルが立ち並ぶ都心では設置場所にビル風が当たらないか注意が必要です。
このようにロケーションにより看板に求められる転倒防止の度合いが変わってくるので事前に設置場所を調べてみることも看板の転倒には大切なことです。
突風や強風が吹く時期
看板の設置場所が同じ場所であっても季節や日によって風の強さは変わります。台風は春先から発生し8月に台風上陸のピークを迎えます。台風の際には無理せず看板をしまわれることが得策ですがしまい忘れた看板が飛ばされて道に倒れているのを見たことがある方も多いかと思います。
台風の際には安全を期して看板の設置を控えることが大切です。
台風の場合はニュースでも接近情報がアナウンスされるので事前に対処できますが転倒が多いのが春一番の突風が吹く2月~3月辺りの春のシーズンです。
東京消防庁の平成23年2月23日の報道発表資料によると、強風や突風でバランスを崩して転倒したり、飛来物・落下物に当たって怪我をする人が最も多いのが春で2月から4月の3ヶ月間で全体の52%を占めます。このデータを見ても特に春は強風による看板の転倒に気をつける必要があります。
強風・突風による救急事故の発生状況について
出典元 春一番!強風・突風に注意! 総務省消防庁
http://www.fdma.go.jp/html/misc/210608_kyuukyuu_jiko/pdf/sankouhaifu_230223_01.pdf
いずれの場合もニュースなどで看板設置場所付近に強風や突風の恐れがある場合は、一時的に看板をしまうか、周囲の壁やフェンスに固定したり、看板用の重しを入念にするなどの対策を行うことが安全です。
転倒防止対策されたスタンド看板
台風のような場合は例外として、沿岸沿いや車が行き交う幹線道路沿いなど普段から風が強い場所でスタンド看板を設置する場合、転倒防止に強いスタンド看板をあらかじめ選んでおくことも看板の転倒防止対策になります。
看板が転倒する3つの理由
看板が転倒してしまう理由は大きく3つあります。
それは重量とサイズと構造です。
看板に限らず軽くなるにつれ風の影響を受けやすくなります。同様に看板のサイズが大きくなればなるほど風を受ける面積が増えるので風の影響を受けやすくなります。
そして最後は、看板の構造です。
一般的なスタンド看板のように風を受ける表示面とスタンドの脚部が固定されていると看板の表示面が受ける風圧によって脚部を含めて看板が転倒してしまいます。
一方で、同じ屋外用でものぼり旗の場合、上部と左右のどちらか1辺しかポールに固定されていないので風を逃すことができます。風の影響を受け流す構造も転倒防止の上では有効です。
強風にも強いスタンド看板のご紹介
コロバンシリーズ
風に強く、「倒れない・転ばない」。スタンド看板の超ロングセラーコロバンの1.5×3タイプ
風速15m程度の風であればビクともしません。それでいて重量はたったの11kg。
BISO独自の軸構造とパネル構造がやっかいな風を逃がしています。
看板の板面が土台部分に完全に固定されておらず、板面側面の中心部のみを土台と接続させることで強風が吹くと板面が傾斜して風を逃します。
この構造により風を正面から受ける通常のスタンド看板と違い、風を逃がして看板の転倒防止につながります。
たおれん君
ローリングベース・ローリングライト
たおれん君は、風速30mまで転倒しないLED内蔵スイング式電飾スタンド看板です。
日本国内製造だから高品質!安心の全天候型スイング式電飾看板です。【両面仕様】
たおれん君の名前の通り、とにかく風に強いのが特徴です。
B1サイズの公的機関試験結果では風速30mまで倒れない結果が出ました。
車の行き来の多いロード店やビル風など風が強い場所でも倒れにくいスイング式の電飾LED看板です。
LEDタイプのたおれん君
[SMIS sku="19260000815,19260000750,19260000749" bl1="0" bl2="0" bl3="3" bl4="0" bl5="0" bl6="0"]たおれん君(非電飾タイプ)
既にスタンド看板をお持ちの場合は?
既にスタンド看板をお持ちの場合は、重し(ウエイト)を使われることをオススメいたします。
看板の形状によっては重しを設置できない場合や専用の重し置台が必要になる場合がございますのでお持ちの看板に重しが設置可能か寸法を測っていただくか、購入元に聞かれてみると良いかと思います。
サインモールでも様々な大きさの看板用ウエイトを取り扱っております。
ぜひ、設置可能かご確認の上、必要に応じて重しをご利用されると看板の転倒防止に役立ちます。
A型看板専門店でも看板用ウエイトについて詳しく取り上げております。合わせてご確認ください。
いかがでしたでしょうか。
今回は屋外用スタンドの天敵、強風について取り上げました。
風速や風の通り道など普段はあまり気にされないことかと思いますが、万が一にもご自身の看板が転倒し、破損したり人に怪我をさせてしまうことのないように転倒防止について考えてみてはいかがでしょうか。
この記事が看板の転倒防止に役立ち、皆様のお店の看板集客の追い風になれば幸いです。
サインモールは看板を設置される方を応援しています!
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