自作看板に挑戦! 100均でDIYする木製看板の作り方

自作看板に挑戦! 100円ショップ品でDIYするスタンド看板の製作例

秋は展示会や学園祭等のイベントシーズンです。外出するのにちょうど良い気候で、行楽地にもイベント会場にもたくさんの人々が集まります。

今年はシルバーウィークの連休もありますから、きっとどの会場も大いに盛り上がることでしょう。

そうした大盛況の場で活躍するのが看板です。とくに、状況に応じて移動可能なスタンド看板(案内看板)は、ひっきりなしに訪れるお客様を誘導したり、展示品の説明をしてくれたり、メニューなどの掲示内容を即座に取り替えられたりと様々なシチュエーションで活躍します。

運営スタッフの心強い味方になること間違いなしです。「でも予算が」「使用頻度が少なくて」と仰る方、いえ、いえ、ご安心を。ならば、作ってしまえばよいのです!

ということで今回は木製看板をDIYしよう!という言うのがテーマです。手作り看板でブースや店舗も盛り上げましょう!しかも、材料は100均で手に入るもののみで自作ししてみます!

うまくできるでしょうか!?
これから看板をDIYで自作してみようとお考えのお客様に参考になるように頑張って製作していきます。


看板を自作しよう

まずは、どんな看板を自作するのかイメージしてみましょう。

  • 展示会を想定した屋内仕様で、
  • ちょっとしたDIY感覚で簡単に手作りできて、
  • 100均(100円ショップ)の材料を使ってできるだけ安価に、
  • でもやっぱり見栄えも大事で、
  • チラシやポスターが貼れるような木製のスタンド看板。

看板に使用する材料

こちらが条件に合わせて選んだ材料。

コルクボード、園芸支柱、洋灯です。(購入したのは100円ショップダイソー)

自作する部材一式


看板の板面にコルクボード。

そのままメイン板材の代わりとするコルクボードは、最大サイズの品が幅60cm×高さ40cmだったので2枚を購入しました。横向きにして上下2枚の構成にします(あわせて幅60cm×高さ80cm)。少しずらせばA1サイズの大判ポスターも貼れそうです。

しかし、ここでちょっと嫌な予感。このコルクボード、サイズに見合わず意想外に軽いのです。裏側を見ると、なんと段ボール!(しかも1枚200円! 100均なのに200円)

コルクボード背面

つまりこの商品、段ボールの上にコルクシートを貼ったものを木枠で挟み込んだ製品だったのですね。

たしかにコルクボードはこうしたフォトフレームのような仕様が多いですし、軽さは吊り下げる用途には良いでしょうが、はたしてスタンド看板として本当に強度が大丈夫なものか。
「やっぱり普通に角材にベニアを打ち付けたほうがよかったのでは?」「100均縛りがここにきてきつかったかも」と、早くも弱音を吐きそうですが諦めません。

ハイ、諦めません。

気を取り直して購入品を見ていきます。


スタンドの支柱(脚)は園芸用品で代用

園芸支柱を看板の支柱に使用

脚に使う園芸支柱は2本で100円。やりました、コルクボードの元をとった気分です。

看板を自立させるので、二つ購入します。3本脚か4本脚にするかは後で考えます。ちなみに園芸支柱は、本来はアサガオのような蔦植物を絡ませたり幹や枝の支えにする棒です。

こちらの製品は長さ120cm。展示会を考慮して、立てた時にも邪魔にならない長さです。


看板面とスタンド部を固定するために

この支柱とコルクボードを何かしらで固定しなければなりません。ケーブル固定用のステップルで打ち付けることも考えましたが、ボードの枠が割れる恐れがあるので釘状のものは選択肢からはずしました。

配線モール(ケーブルカバー)も今回のように鉄と木を接合するとなるとしっかり感がいまひとつ。フレームの細さを考えるとボルトとステーで締めつけるのも無理そうです。

そこで目を付けたのがこのフック。

支柱とボードを取り付ける

「はてなフック」と書いてありますが、ねじ式の洋灯、吊金具ですね。これをコルクボードの四方に付けて脚の固定に使います。25個入りですので、一つ購入すれば充分です。


購入品は以上の3種5点。締めて700円(税込756円)。

このほかに使用したものは、定規(メジャー)、鉛筆、錐、針金ハンガー、ニッパー、長さ40cmの木片、木ネジ2本、ドライバー、ペンチ、プライヤーです。

必要な工具一式

木片は、これも以前に100円ショップで購入した「すのこ」を解体したものです。今回はたまたま手元にあっただけなので、こちらも購入品にカウントしておくべきでしょうか。この木片は背面の補強材として使います。


木製自作看板の作り方

材料が揃ったところで、いざ加工です。

強度不足は材料を手にした時から薄々気づいてはいたのですが、コルクボードは木枠の強度でなんとか持ちそうです。脚として使う園芸支柱は金属のスチールですから、こちらは問題ありません。要は、しっかりと脚が立ちそこに軽いボードが乗れば設計の思想としては大丈夫なはずです。三脚状に、先にワイヤーで脚を組んでしまうか、ボードに直接固定するかで、最後まで悩みましたが、当初の計画どおりボードへの固定で決めました。

展示会用途ですので、搬入や撤収作業時に簡単に組み立て解体が出来ることも、やはり念頭におく必要があります。

まずは、コルクボードに洋灯を付けるべく、ボード背面の木枠に目印を付けていきます。下図のような位置にします。

コルクボードに目印をつける


洋灯を取り付ける前に、ペンチで洋灯のフック部分をやや広げておきます(後程、脚を取り付けた後にプライヤーで再度締めます)。

ペンチで支柱を取り付けていきます


洋灯はそのままでもねじ込めますが、念のため錐で軽く木枠にガイド穴をあけます。

ボードと金具の取付図


8か所すべてに洋灯を取り付けたら、2枚のコルクボードのうち、組み上げる際に上になるコルクボードの背面中央に補強材の木片を取り付けます。加工せずとも「すのこ」の長辺が40cmで偶然にこれとコルクボードの短辺長が同じでした(部材として「すのこ」の桟一本だけを使っています)。

背面にすこのをセット


木片の上下2か所に錐で穴をあけ、木ネジでボードに固定します(今回は省きましたが、接合面を紙やすりで整えてから木工用ボンドで固定しておくと、さらに安心です)。この木片にも上から7cm程度のところに洋灯を付けます。ここに後ろ支えの脚が付きますので、垂直にせずやや角度を付けておきます。

すのこを固定して支柱を取り付けます


支えの脚となる一本に、ニッパーで40cm程に切った針金ハンガーをT字になるようペンチで巻きつけます。この針金ハンガーの先端を差し込むため、2枚のコルクボードのうち、組み上げる際に下になるコルクボードの背面下部に貫通しないよう錐で穴をあけておきます(差し込んだ時にちょっときついくらいが良いです)。

針金ハンガーで固定する


看板の組み立て

ここまで済んだら、いよいよすべてのフックに脚部を取り付けて組み立てます。

フックに脚部を取り付けて組み立てます。

全体のバランスが整ったら、フックを後々解体できる程度にプライヤーで軽く締めます(実際に展示会で使用する際には少し強めに締めます)。最後に、針金ハンガーを差し込み完成です。


自作看板の完成

こちらが完成した自作スタンド看板。

完成した自作スタンド看板

いかがでしょうか、後ろ姿がやや不格好ですが、お客様が脚をひっかけてつまずいてしまうのを避けるため、邪魔にならないよう、結局、後ろ脚は一本にしてイーゼルスタンドのように三本脚にしました。強風の屋外では重しを使わないといけませんが、屋内であればこれでもしっかりと立ちます。

また、撤収作業を考えて脚を洋灯で固定しましたが、運搬や見栄えを気にしなければ簡単にワイヤー固定でもよさそうです。

ここまで作業時間約20分。これなら誰でも作れそうです。

デザインや形状も大切ですが、何よりも手作りのものには愛着が湧いてきていい感じです!


製作した看板が役立ちました!

さて、今回の手作りDIYスタンド看板ですが、先ごろ幕張メッセで行われた展示会で実際にとある企業さんに使っていただきました。写真を撮るのを忘れてしまい現場をお見せできないのですが、結果は上々で、出展企業さんにもお客様にも好評でした。

DIY関連の展示会でしたので、手作りかつ100均の材料だけということがちょっとした話題となり、なかなかに有意義でした。プロの設営したブースの中に一つふたつ手作りのものがあるというのも、温かみがあって良いものです。

展示会に限らず、学園祭やイベントにも気軽にDIY看板は使えそうですので、ご興味がおありでしたらシルバーウィークにでも試作なされてはいかがでしょうか。

ついでに、以前の記事「名刺受け(貴名受け)編」も併せてご覧ください。

以上「展示会に役立つ! 100円ショップ活用術 ~DIYスタンド看板(案内看板)編~」でした。

こちらの記事もおすすめです

展示会にはバナースタンドが最適なのはなぜ?

100円ショップの材料で手作りも良いけれど、見た目やデザイン、機能もやっぱり専門の製品にはかないません。

屋内や屋外で長く使えるしっかりしたスタンド看板(案内看板)を、という方にはこちらを。サインモールがしっかり良品を取り揃えております。


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*