どんな種類の看板があるの?用途によって看板をご紹介!

どんな種類の看板があるの

皆様は看板と聞いてどのような看板を思い浮かべるでしょうか。

国道沿いに立つ「この先○○メートル」といった案内板を想像するでしょうか。

あるいは、建物の入り口や壁面に掲げられた店名や会社名の書かれた板状のものを想われるでしょうか。

どちらも看板ですが、その用途は少し異なります。

看板の歴史はたいへん古く、長い年月の中で工夫が重ねられ分類され現在のようなスタイルになりました。

もちろん、いまも進化しています。


看板の種類

目にしない日はないほど毎日見ている看板ですが、そうしたあたりまえにある看板にも、実は種類がありそれぞれ用途によって使い分けられています。

気にして見ると「ああ、このお店はあれとこの看板でこうやってお客様を誘導しているんだな」とか「ここは歩行者向けと車輌向けとでうまく使い分けているな」など、ちょっとした評論家気分で看板が見られるようになります。

今回は、整理する意味もかねて、主にその用途から屋外看板の種類をおさらいしてみます。

看板を購入したり設置したりする際にも役立つかと思いますので、ご興味がおありでしたら御一読ください。

看板の種類


「パラペット看板」顔としての用途

パラペット看板

パラペットとは建築では屋上の胸壁の意味ですが、店舗などの入り口上部に掲げる看板をパラペット看板と呼びます。

建物の正面全体を意味するファサードという言葉でこの位置の看板を総称することもあります。

ショップなどではアピールやもてなし、店の品格を表すべく装飾性を兼ねて入り口全体を囲うように設置するケースもあります。

発注する際は、上部に掲げる平板看板ならパラペット看板、入り口全体の雰囲気を改装するならファサードと云えば、伝わりやすいかもしれません。

用途としては、いわば顔ですので、店名や屋号、会社名を掲示したり、あるいは、金物屋、靴屋、パン屋といった業種を示すことが多いです。

平板にかぎらず、ボックス型の内照看板や立体文字(チャンネル文字)等、種類は多彩です。

顔となる看板ですので、デザインや装飾性、店舗なら全体の雰囲気で選ぶと良いと思います。

いずれもある程度の工事は必要になります。


「壁面看板」遠方からでも存在を示す用途

壁面看板

ファサードは入り口付近の看板ですから、それなりに近づかないと判別できません。

壁面看板は遠くからでも、あるいは建物の側面からでも視認できるよう設置する看板です。

存在感を示す看板といえるでしょう。

壁面に直接設置する場合が多いので平板を使い比較的軽い材料で作られることが多く、また、夜間に照明が当たるように工夫したりもします。

視認性を高めるために、できるだけ広いスペースを利用するようにします。

そうした大きいサイズの看板ですので、店名や会社名など文字情報だけに限らず、イメージ広告として利用するケースもあります。

街中でもロゴマークやイメージキャラクターがメインの巨大な看板をよく見かけます。

たとえば、飲食店なら美味しそうな料理の写真や新鮮な素材を調理する様を掲げると、何か食べたいなとそちらにお客様の脚が向くかもしれませんし、娯楽などのサービス業なら店内の様子や、カップルやグループでも楽しめるといった写真を見せるのも効果的かもしれません。


「突出看板」見つけてもらうための用途

突出看板

壁面に対し垂直にまさしく突出すタイプの看板です。

こちらも街中で良く見かけます。様々な業種で使われますし、サイズ、素材、形状は多彩です。夜間でも判別しやすいよう、内照式のものもあります。

テナントビルであれば縦長に入居している会社名が書かれていることが多いでしょう。

この突出看板があることで、歩道を歩いていても行く先にどんなお店があるのかが良くわかり、訪問予定の店舗があれば目的のお店が見つけやすくなります。

そうした用途に使われることもあり、突出看板では店名や会社名を掲示するケースが多いかと思います。

また、路地などを歩くと、アンティーク調のプレートがアングルでぶら提げられていることもあります。こちらも突出看板の一種です。

ヨーロッパでは形状で業種を示す看板を多く見かけます。日本でも江戸時代からこうした類の看板がありました。

現在では、どちらかと云えばファサードの一部に近く、よりデザイン性重視ですが、目印としての用途もあります。

こちらも様々な種類がありますので、デザインや装飾性で選ぶと良いかと思います。


「野立看板」広告や誘導など汎用性を持った用途

野立看板

看板と聞いて思い浮かぶトップかもしれません。

屋外に立っている看板の総称です。

常設でない一時的なものは立看板として区別することもあります。

野立看板と云えば、多くは両脇二本の脚を支柱として平板を掲げる構造の看板を指すかと思います。ですので、掲示内容を変更する場合は、板面を取り替えたり出力したシートを貼り替えたりします。

用途は、案内板のような誘導目的から、離れた場所での広告、注意を促す標識のような使われ方まで様々です。

ファサードや壁面看板、突出看板では補えない部分をカバーするといったことで使われることもあります。歩行者だけでなく、車輌に向けた看板も良く目にします。

街道沿いの看板等では所有者が媒体として貸し出すケースもありますので、効果が見込めるようであれば借り受けるものよいかと思います。


「スタンド看板」お客様を入店に導く用途

スタンド看板

呼ばれ方は様々ですが、移動可能な自立式案内看板を指す言葉としてスタンド看板が使われます。

A型看板から、ポスターやパネル用の看板イーゼル等もスタンド看板に分類して良いかと思います。

レストラン等で店頭に置かれるチョークで書ける黒板タイプのA型看板もスタンド看板の一種です。

パチンコ店ではポスターを挟む形式のスタンド看板をよく目にします。内照式であったり回転させるものであったり、素材や形状、サイズと種類は豊富です。

業種やお店等の雰囲気で選ぶと良いのですが、屋内用とされている製品を屋外で使い続けると色々と弊害もありますので注意が必要です。

木製など素材によっては経年劣化の早い製品もありますので、ある程度の期間で交換することも視野にいれておいたほうが良いかもしれません。

用途としては、主に店頭での商品やサービスなどのアピールです。

最近、コンビニなどで大型のスタンド看板を車輌向けに道際で使っているケースがありますが、多くの製品は歩行者が近づいた時にわかるようなサイズですので、やはり商品やサービスに関する文字や写真、メニューを見せて店内に誘導する使い方が適しているかと思います。

屋外に置くスタンド看板の目的は、壁面看板や突出看板、あるいは野立看板によって集客したお客様を、より魅力的な最後のひと押しで入店に導く用途と云えるでしょう。

電飾看板

また、内照式など遠くからでも判別できる電飾看板という突出看板にも近い用途の製品もあります。

昔からラーメン店など飲食業で使われるケースが多いですが、日没後の夜間もアピールするなら、今現在あまり使われていないような業種でも取り入れると効果が見込めるかもしれません。


「バナースタンド」他の看板を補完してアピールを高める用途

バナースタンド

バナースタンドは他の看板とは少し異なります。

布状のものに文字や写真を印刷して看板として用いるので、素材から見た分類では懸垂幕やのぼり旗に近い範疇かもしれません。

しかし、看板としては古くから使われていて(フィクションも多分にありますが)時代劇でもよく「○○屋」等と染め抜かれた布が店先の軒下から地面にかけて簾のように張られているシーンがテレビで放映されます。

現在、バナースタンドの多くは素材にターポリンが使われます。

元々はタープ(テント)生地です(防水性のある布素材が広義にターポリンと呼ばれることもあります)。

素材の改良と技術の発達により、印刷用の素材として、いまではこれに写真などもきれに出力することができるようになりました。

こうしたものを看板として利用したのがバナースタンドです。飲食店の店頭で目にすることが多いかと思います。

一般的なスタンド看板よりも大きなサイズで作製することができますので、より遠方からも視認でき、商品やメニューもさることながら、そのサイズの利を活かした広告用途にも適しています。

ファサードの一部のように使用することも可能ですし、比較的製作費が安価なため、シーズンやイベント毎に交換して使うのも良いかと思います。

ですので、懸垂幕のような店名やセールといった文字告知に限らずこうしたビジュアルを多様しての他の看板を補完する目的で使うのが効果的かと思います。

また、バナーを移動可能な看板とするバナースタンドもあります。

これを用いればより大きなスタンド看板としての役割も果たします。


看板は、お客様が見てわかることが大切です

このほかにも、窓ガラスに貼るウィンドウサインや、分類次第ではバルーン看板のぼり旗、懸垂幕なども看板に含まれるかもしれません。

いずれにしても看板の購入や設置の際には、目的を明確にすることが大切です。

品格、プロフィール、集客、誘導、広告、アピール。看板は長い年月の中で工夫が重ねられ分類され現在のようなスタイルになりました。

ただ、変わらないこともあります。

看板を設置する人が、その目的を果たすための基本、看板を見る人が「見てわかる」ようにすることかと思います。

もちろん、不明瞭さもアピールの一種かもしれません。テレビでもよく看板のない店、といった企画があったりします。しかし、その背景には「口コミ」といった宣伝があるのかもしれません。

看板があるのにわかってもらえないのは、やはりもったいないです。せっかく看板を設置するのであれば、お客様にしっかり伝えたいものです。

目的に応じて、用途にあった看板を上手にお使いいただければと思います。

サインモールでは豊富な種類の看板を取り揃えております。