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店舗什器~手に取りやすい商品陳列で売場に活気を

店舗什器~手に取りやすい商品陳列で売場に活気を

子どもの頃、本屋で立ち読みをしているとハタキを持った店員さんから煙たがられたものですが、いまでは立ち読みどころか座るための椅子が置かれていたりコーヒー店が併設されていたりと試し読み大歓迎のお店が増えています。

そうしたお店は訪れるお客さんも多く活気に満ちて賑やかです。

一方で、このような店舗で気軽に手に取れる商品陳列を見ると商品ロスによる損失が心配になりますが実際はどうでしょう。

本屋さんに限らず、今回は主役の商品を引き立たせるディスプレイを考えながら、実践的な店舗什器をご紹介いたします。


フェイシング管理

フェイシング管理

スーパーマーケットなど多くの商品を抱える店舗では、商品が裏返っていないか倒れたままになっていないか、気付けば店員さんが常に整えるようにしています。

見やすく商品の魅力を引き出すことはもちろん、バリエーションの異なる商品が陳列棚に美しく並ぶことで店全体のイメージを高めることにもつながります。

この陳列棚の間口幅を陳列フェイスと呼び、店舗で商品の顔(フェイス)が見えるように並べるディスプレイ方法をフェイス陳列、その管理をフェイシング管理とも云います。

ツーフェイス、スリーフェイスというように商品の横幅で棚に並べる個数を区切る時にもフェイスという言葉を用います。

陳列に乱れがないように維持したり、在庫や売れ行きでその割り当てを管理するのがフェイシング管理です。

フェイシング管理の主な要点は次のようになります。

  • 商品やそのパッケージで最も魅力的に見える面を前面にする
  • 空きスペースがあれば随時手前に前進させる
  • 売れ筋や販売量でフェイス幅を増減させる
  • 営業時間内はフェイス幅を維持する



このようにフェイシング管理をしていくと、たとえば定番品を2、よく売れている商品を4としてフェイスを決めたなら、商品補充の際にも1:2の割合で搬入すればよく、業務上も効率的な管理が行えます。


ロス率と管理コストの関係

お客様が商品を手に取りづらいというのは、商品の魅力を伝えられないだけでなく、販売機会の損失や店全体の活気を低下させることにもつながりかねません。

とはいえ大切な商品を粗雑に扱われるのも困ります。

破損、汚損、鮮度低下、盗難など商品ロスは店舗につきものです。

そうした商品ロスをゼロにすることは現実的には不可能ですし、それを目指した対応を続けていくとそれだけでたいへんなコストが発生してしまします。

ある程度の損失はやむを得ないこととし、あらかじめロスを見越した商品管理を行うのがよいように思います。

冒頭に申し上げましたコーヒー店併設の書店、業績が発表されている代表的な店舗では来店者の約3割がコーヒー店を利用するそうです。

当然、持ち込まれた購入前の書籍に汚損は発生するはずですが、来店者の増加を鑑みればそうした損失を打ち消すに足る充分な収益が予想されます。

本好きの方にとっては汚損を見越して云々とは少々複雑な心境かもしれませんが、もちろん購入前の商品がお客様に乱暴に扱われることを前提とするのではなく、また、こうした書店に依らず商品が粗雑に扱われるのを防ぐ意味でもフェイシング管理を行い、陳列に乱れがないかなど常に清潔なイメージを保つことが大切なのではないかと思います。

そうした管理のひと手間や気配りなら先の効率化とあわせコスト面でも安心です。

「一般的なロス率の算出方法」

ロス率=ロス高÷売上×100

ロス高=仕入売値-売上高

100円で売るつもりの商品が10個あり、8個は100円で売れて残りの2個は90円で値引き販売した場合、

100×10-(100×8+90×2)=20(ロス高)

20÷980×100≒2%(ロス率)となります。

※ロス率の算出方法は業種業態、会社によっても様々です。


手に取りやすい商品陳列に使える店舗什器

商品の魅力を伝え、商品を手に取って確かめてもらうことはお客様が購入を決める第一歩です(もちろん宝飾店や家電量販店のような例を挙げるまでもなく、よほどの高額商品や手にすることで商品価値が落ちてしまう製品などではショーケースを使ったりイミテーションやモック展示品を用いる販売方法があります)。

最後にサインモールで販売させていただいております商品陳列や商品棚のレイアウトに役立つ便利な製品、店舗什器をご紹介いたします。

商品棚の端のゴンドラエンドは、いわば特設コーナーのような、ついお客様が立ち止まってしまうスペースになり得ます。

いま現在、特に何も設置してないのであれば組み立てが簡単でしかも安価な「ペーパーワゴン」を試されてはいかがでしょう。

簡単に魅力的な「いちおしコーナー」や「セールコーナー」が出来上がります。

ナチュラルなイメージの商品棚「3段BOX什器」も人気の製品です。


ペーパーワゴンの使用例


元々注目されやすい通路内のアイランド陳列では、清潔感のあるおしゃれな平台を用いるのが良いかと思います。

丈夫でありながらカジュアル感もある「ファイバーセールワゴン」はアパレル衣料品店や雑貨店などで用いると商品イメージにあわせやすいかもしれません。

家具のような風合いの「ナチュラル平台」は食品衛生法に適合したバトン塗装仕上で、食料品はもちろん衣料や雑貨などの陳列にもよく合います。



ひな段を使って商品を立体的に見せるのも良い手法かと思います。

スライド式ひな段」は製品名の通りスペースにあわせて伸縮でき、より多くの商品ディスプレイが可能です。

奥にある商品も見えてお客様が手に取りやすくなります。


サインモールでは、このほかにもたくさんの店舗什器やディスプレイ用品を取り揃えています。

商品陳列、店舗用品で気になることがございましたら是非サインモールの店舗用品をご訪問ください。

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