のぼり旗のフォント(書体)の種類

のぼり旗のフォント

フォント(書体)が変わるとのぼり旗が変わる!?

現在世の中には無数にのぼり旗が立っています。

業種や業態、店名やサービス名などのぼり旗のデザインは多岐に渡ります。最近はフルカラーのぼり旗が主流なので写真やイラストをのぼり旗に入れるケースが増えてきていますが、メインは文字情報になります。

文字で何かを訴求・PRする際には必ずフォントが必要になります。他の看板や印刷物同様、フォント選びは重要です。同じデザインを用意しても文字のフォントを変えるだけで見た目の印象がガラッと変わります。

高級感を持たせたり、キレイめにまとめたり、元気の良さを演出したり、親しみを演出したりと同じ文言でもフォントが与える印象は異なります。

それでは、のぼり旗の制作で使用されるフォントの種類について見て行きましょう。


ゴシック体

ゴシック体は、文字の横線、縦線の幅が同じ太さの書体のことを指します。とめ、はらいなどのセリフ(ひげ、ひげ飾り、うろことも呼ばれる)がない書体です。

ゴシック体の太字は「元気」「パワー」を演出するのに最適です。遠くからよく見えて目立たせることができます。

のぼり旗は時間の経過とともに雨風や太陽光、排気ガスなどにより劣化していきます。汚れたり、日焼けでインクが薄くなってのぼり旗のデザインがかすれ始めても文字が太いゴシック体は明朝体に比べ、視認性に優れています。

ゴシック体のぼり旗の一例

※記事掲載時の価格です。最新の価格は商品ページでご確認下さい。


明朝体

明朝体は、 文字の横線が細く、縦線が太く、とめ、はらいなどのセリフ(別名:うろこ、ひげ飾り、ひげ)が表現された書体です。

明朝体はゴシック体に比べ、「キレイ目なデザイン」、「高級感」を演出するのに最適です。のぼり旗は目立ってなんぼの販促ツールですが、業種によっては、例えば、エステやネイルサロン、美容室などのデザインのぼり旗は店舗のイメージと客層を考えて、明朝体をデザインに加えると見た目が向上します。

ただし、明朝体は横線が細いので、のぼり旗が劣化してくると見えづらくなることがあります。

そのこと自体はのぼり旗の特性なので避けることはできませんが、多少汚れたり、薄くなったりしても表示内容が読み取れるように明朝体を使う時にはなるべく大きく使うことをオススメします。
また、書体によっては明朝体の太さ(レギュラー・ボールドなど)が選べる書体がありますのでなるべく太い書体を選ぶことをオススメします。

明朝体のぼり旗一例

※記事掲載時の価格です。最新の価格は商品ページでご確認下さい。


その他の書体

のぼり旗をデザインする上で書体の制約はありません。世の中には数かぎりない書体がありますのでその中から自分のお店に合ったものを見つけるのも良いアイディアです。

書体には有償のものと無料のものがありますので、なんでも好きにのぼり旗にデザインできるわけではないですが、お気に入りの書体が見つかればのぼり旗のデザイン制作が楽しくなります。

のぼり旗以外の看板やチラシ、ポスターなどにも同様の書体を使用すればデザインに統一感が出て、販促ツールに一体感がでます。

もし、看板屋さんやのぼり旗の制作会社、デザイン会社にオリジナルのぼり旗を作成してもらう際には、書体の一覧を見せてもらうのも良いかもしれません。
「見たことなかったけどすごく気に入った書体」が見つかるかもしれません。


筆文字でのぼり旗を作る

よく街で筆文字が書かれたのぼり旗を見かけることがあるかと思います。

特にラーメン屋さんや居酒屋、回転寿し店などの飲食店ののぼり旗に筆文字が使用されています。筆文字の場合、パソコンで作成したゴシックや明朝体などの書体とい、手書き文字としても風合いが表現できるのと、筆が持つ止めやはね、墨汁のしぶきなど、筆の感じが見る人にインパクトを与えます。

パソコンで作成した書体では味気ない、物足りないとお考えの方は筆文字ののぼり旗作成にチャレンジして見るのも良いかもしれません。

筆文字のぼり旗一例

※記事掲載時の価格です。最新の価格は商品ページでご確認下さい。

筆文字のぼり旗の作り方

  • 1.習字のように半紙に筆でのぼり旗で表現したい文字を書きます。
  • 2.書いた半紙が十分に乾くのを待ちます。
  • 3.パソコン用スキャナで半紙をスキャンしてパソコンに取り込みます。
  • 4.写真加工ソフト(ADOBE PhotoShopなど)でリサイズや色調補正を行います。
  • 5.のぼり旗のデザインを行うソフト(ADOBE Illustratorなど)に取り込んで使用します。

筆文字のぼり旗のワンポイント

手書きした筆文字を白い背景の上に黒い文字でのぼり旗で表現する場合は、スキャンした画像のままでも問題ないのですが、背景の色を白から別の色に変えたい、もしくは、筆文字の色を黒以外に変えたいという場合、スキャンしただけの筆文字では対応できません。

スキャンした段階ではデータは「画像」となりますので、色のある背景に重ねるためには、筆文字を切り抜く必要があります。ただ、筆文字の細部に渡り切り抜き作業(トリミング作業)を行うことは非常に難しいので、そのような場合は、自動トレースソフトを使用します。

トレースソフトは画像をインプットすると自動的にトレース(縁をなぞる)作業を行ってくれます。自動トレースソフトがあれば白以外の背景の上に筆文字を重ねることも筆文字自体の色を変えることも可能です。

デザイン会社は通常、トレースソフトを持っていますので、筆文字を使いたい方はデザイン会社や看板屋さんにご相談されることをオススメ致します。

世界に一枚しかない自分だけの筆文字ののぼり旗も「店舗の色」が表現されて素敵ですね。